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特に決まったテーマもなくだらだらと

『ハマトラ』を見た。

 アニメがすすむ。そういえば、少し前に辛いけど辛くない少し辛いラー油ってのが流行ったのを思い出す。そこは、ごはんがススムくんだろってね。今できる最大限のノリツッコミだった。それじゃあ、レビュー。

 

ハマトラ 1 初回生産限定版[DVD]【イベント優先申込み券(昼の部)付き】

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  超能力バトルアクション。先天的にミニマムと呼ばれる超能力を使える人間はミニマムホルダーと呼ばれる。ミニマムホルダーである二人の探偵「ハマトラ」が、ミニマムにまつわる依頼や事件を解決する。その裏には、後発的にミニマムの才能を引き出そうと暗躍するモラルという人物の影。

 内容より先に、全体的な配色が苦手だった。キャラデザインも派手だし、ミニマムを発動するときのカラフルさは目がチカチカした。その辺りは好みの問題か。とはいえ、脚本も作画も、もっと頑張って欲しいところだった。

 と、やや引き気味に見ていたけど、予想外の展開もあって良かった。ギャグ漫画日和みたいな作画になったり、黒幕が事務所のあるバーにいたり、シリアスなシーンでギャグをねじ込んできたり。そして、最終話は、まんまと続編が見たいと思わされた。

 もう二期がスタートしてるみたいだけど、作画・脚本共に良くなってることを期待。

 

 こういう個別に能力が決まってるモノって、見せるのが難しそうだ。まず、似ている設定が多いから、能力を考えるのが大変そう。最近、想像力に限界を感じる自分には、作品にするほど能力が思いつかないだろうな。

 能力差も難しい。ズバ抜けて強い能力があると、物語がすぐに終わってしまいそうだ。物書きじゃないからよく分からないけど、そういうバランスって書き始める前に決められるものなんだろうか。書いてるうちに変わりそうだけど、バランス調整のために設定を後付けしてしまうのは興ざめだ。

 一番重要なのは、それぞれの能力にどれだけ焦点を当てるか、かもしれない。少数の能力をみっちりやるとバリエーションの壁が出てきそう。能力が多くても、それぞれの魅力がしっかり描写されていないと、こんな能力を考えたよ!で終わってしまう。

 

 と思ったけど、そんなに能力者モノを見ていなかった。パッと思いついたところで、ONE PIECEは上手くやっているなあと思う。名前はシンプルながら能力自体が面白い。主人公はただのゴム人間、強くなさそう。主要キャラクターの能力はしっかり見せてるし、モブの能力も上手い具合に見せたり見せなかったりしてるように思う。

 難しさを考えてるうちに、ONE PIECEが頭の中にあったから、ONE PIECEを褒めるための文章になってしまった気がする。それに、覇気とか出てきた辺りから追ってないから、その後も把握していない。

 

 ハマトラから遠ざかって、よく分からないことになってしまった。最初に書きたかったことの半分も書けなかった気がする。辛い。そして台風も着々と歩を進めている、明日も雨だろう。辛い。辛そうで辛くない少し辛い雷雨。