yzkmc.fm

特に決まったテーマもなくだらだらと

『スターリングラード』を見た。

 あまりの眠れなさに実は2本続けてみた。2001年製作、ジャン=ジャック・アノー監督のスターリングラードだ。1993年にヨゼフ・フィルスマイアー監督も映画化していたのは見た後に知った。あらすじはトレーラーで。


Enemy At The Gates - Official Trailer 3D [HD] - YouTube

 第二次世界大戦スターリングラードでの戦いをソビエト連邦の英雄ヴァシリ・ザイツェフを主人公にして描いた作品。主演はジュード・ロウ

 ヴァシリは狙撃兵としてソ連軍の英雄となる。軍人が主人公の映画はかっこよくて好きだけど、中でも狙撃兵は一段とかっこよく見える。プライベート・ライアンのジャクソン二等兵とか、ザ・シューターのボブ・リー・スワガーとか。一方的に攻撃できる立場にあるからかな。

 作中ではソ連軍のヴァシリに対抗して、ドイツ軍が狙撃兵学校教官の凄腕ケーニッヒ少佐をスターリングラードに向かわせる。ケーニッヒ役はエド・ハリスザ・ロックのイメージからか、軍服のエド・ハリスは悪役かっこいい。いかにも強い感じがひしひしと伝わってきた。

 映画化に伴ってということだろうが、女兵士のターニャを巡ってヴァシリと政治将校であり友人のダニロフといざこざがある。そのあたりは少しもたついたかという印象。まあ、でも、綺麗に収まってた。

 戦争を扱った映画はけっこう好きだけど、歴史的背景を全然知っていたらもっと面白いんだろうと思う。Wikipediaを読む限りでは、映画と事実は違う部分も結構多いみたいだ。でも、どうやら作中で語っていた工場で働くという夢は、現実で叶っていたらしい。ちょっと感動した。